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試合も終わり、さあ〜て、帰るか・・・みなさん・・・ってアレ?どうしたの?なんで帰らないの? ちょっと様子が変だぞ。私、さっぱり事情がのみこめません。 見てると、ファンの中から選ばれた5名がグラウンドに登場。順番を決めて各ベースやぴチャーマウンドに散っていきます。 そこには、あらかじめスタッフが置いた大きめの紙袋があり、一人ずつ破って中を確認。場内なにやら興奮とため息。 そしてついに・・・中から金の鍵が! 「おめでとう!あなたには、これをプレゼント!」 って、おい、車かよ! う〜ん、さすがはデトロイト。車の街。 と、感心したところで(ちなみに、いつもこんなことが行われているわけじゃないですよ。この日は、ホームでの最後のナイトゲーム。それによるイベントみたいです)、さあ〜て、今度こそ帰るか・・・みなさん・・・ってアレ?どうしたの?なんで帰らないの? そうこうしているうちに、照明灯の明かりがひとつずつ消えていく。 (せっかちだなあ、まだみんな残っているのに) この感想が大いなる勘違いであることが、数分後に判明。 すべての照明が消え・・・みなさん、これを待ってたんですね。そうです、 花火大会、はじまりま〜す! しかも、この花火、日本のものと違って、ひたすら物量作戦。 これでもか!これでもか!のエンドレス攻撃。 風情もへったくれもありません。アメリカです! 人間、極度の恐怖など、想像を超えた状況に陥ったとき、笑い出すといいますが、このときの私がまさしくそれ。 何かに憑かれたようにケタケタと笑い続ける私。 ひときわ、どどーんと盛大なのがあがり、まわりの地元のお客さんも手をたたき、やっと終わりか・・・と思ったら ・・・ まだまだ続きます(笑) き、きみたちは加減というものを・・・ かくして、デトロイトの夜は更けて行くのでありました。 花火はシーズンを通して週末のナイトゲーム終了後に実施。(2004年の場合) |
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