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試合後のおたのしみ

コメリカ・パークにて(デトロイト・タイガース)2004/10/2 やま

試合も終わり、さあ〜て、帰るか・・・みなさん・・・ってアレ?どうしたの?なんで帰らないの?
ちょっと様子が変だぞ。私、さっぱり事情がのみこめません。
見てると、ファンの中から選ばれた5名がグラウンドに登場。順番を決めて各ベースやぴチャーマウンドに散っていきます。
そこには、あらかじめスタッフが置いた大きめの紙袋があり、一人ずつ破って中を確認。場内なにやら興奮とため息。
そしてついに・・・中から金の鍵が!

「おめでとう!あなたには、これをプレゼント!」



って、おい、車かよ!

う〜ん、さすがはデトロイト。車の街。
と、感心したところで(ちなみに、いつもこんなことが行われているわけじゃないですよ。この日は、ホームでの最後のナイトゲーム。それによるイベントみたいです)、さあ〜て、今度こそ帰るか・・・みなさん・・・ってアレ?どうしたの?なんで帰らないの?

そうこうしているうちに、照明灯の明かりがひとつずつ消えていく。

(せっかちだなあ、まだみんな残っているのに)

この感想が大いなる勘違いであることが、数分後に判明。
すべての照明が消え・・・みなさん、これを待ってたんですね。そうです、

花火大会、はじまりま〜す!


しかも、この花火、日本のものと違って、ひたすら物量作戦。
これでもか!これでもか!のエンドレス攻撃。
風情もへったくれもありません。アメリカです!

人間、極度の恐怖など、想像を超えた状況に陥ったとき、笑い出すといいますが、このときの私がまさしくそれ。
何かに憑かれたようにケタケタと笑い続ける私。

ひときわ、どどーんと盛大なのがあがり、まわりの地元のお客さんも手をたたき、やっと終わりか・・・と思ったら
・・・
まだまだ続きます(笑)

き、きみたちは加減というものを・・・

かくして、デトロイトの夜は更けて行くのでありました。

花火はシーズンを通して週末のナイトゲーム終了後に実施。(2004年の場合)
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